寺田寅彦(てらだ・とらひこ)/子猫 どんぐり ねずみと猫 他 <あらすじ 要約>計5冊

寺田寅彦(てらだ・とらひこ)/子猫 どんぐり ねずみと猫 他 <あらすじ 要約>計5冊

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寺田寅彦(てらだ・とらひこ) 
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子猫 
寺田寅彦の短編集です。二匹の飼い猫(三毛と玉)を可愛がる様子を描いた、心やわらぐエッセーです。雌猫・三毛の死産に自責の念を感じたり、捨て猫・ちびを育てる三毛の様子に「死児の再生」を感じたり、貰われていった子猫を、娘を・・・・・

人間と猫の関係から、人間の本質を諦観した最後が印象的です。
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電車の混雑について 
寺田 寅彦の 短編集です。混んだ電車には多くの人が乗ります。満員電車の後には比較的空いた電車が来ます。電車の混雑について、理論的かつ実際の観測によって・・・・・

 最初に来た満員電車に乗るか、少し待って次の空いた電車に乗るか これが問題です  時代小説 です
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どんぐり 
寺田 寅彦の短編集です。肺病を患った身重の妻と、植物園へ出掛けた時の思い出です。「だって拾うのがおもしろいじゃありませんか」。夢中になってどんぐりを拾う亡妻の姿と、忘れ形見のみつ坊の無邪気さにのぞく母の面影。「おとうさん、大きなどんぐり、こいも みんな大きなどんぐり」。感涙の名随筆です。
外出の支度が遅い妻と、・・・・・

「一人でどこへでもいらっしゃい」と泣き伏してしまう場面は、何とも愛らしくて、何度読んでも素晴らしいです。 時代小説 です
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ねずみと猫 
寺田 寅彦の短編集ですわが家の猫の歴史はこれからはじまるのです。私はできるだけ忠実にこれからの猫の生活を記録しておきたいと思います。ねずみの悪戯に悩まされる話や、飼い始めた二匹の猫(三毛と玉)を可愛がる様子を・・・・・

猫に興味のなかった著者が、すっかり猫にハマっていく様子が微笑ましい作品です。 
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