佐々木味津三 (ささき・みつぞう)/右門捕物帖シリーズ<あらすじ 要約>計38冊

佐々木味津三 (ささき・みつぞう)/右門捕物帖シリーズ<あらすじ 要約>計54冊

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佐々木味津三 (ささき・みつぞう) 
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右門捕物帖1・南蛮幽霊 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

花見の余興の最中、虎に扮していた岡っ引き・長助が殺害されました。捜査に乗り出した同心・近藤右門は、数日前に長助が博打の一味を・・・・・

眠りの術を使うおでん屋の美人の正体とは     
手下のおしゃべり伝六とのコンビで事件を解決する むっつり右門の活躍を描く人気シリーズ第1話。
推理小説 です
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右門捕物帖2・生首の進物 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

名声を得た むっつり右門に敵愾心を抱く同心・あばたの敬四郎。「そうと聞きゃ男の意地だ   勝つか負けるか、功名を争おうよ」。就寝中の旗本・久之進の胸先に、生首が置かれるという奇怪な・・・・・

鷹匠から出世した久之進の旧罪と、姉妹による可憐で悲痛なる敵討。右門対敬四郎、さて軍配は どちらにあがるでしょう  第2話。推理小説 です
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右門捕物帖3・血染めの手形 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

徳川の宿老・松平伊豆守の命令で、武州・忍藩へやって来た むっつり右門とおしゃべり伝六でした。虚無僧に変装し、奇怪な辻斬り事件を捜査する右門は、豊臣の残党による大それた陰謀を突き止めます。「女が恋を、一生一度の恋を・・・・・

 」。笑いあり、仕掛けあり、涙ありの大変おもしろい作品です。第3話。推理小説 です
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右門捕物帖4・青眉の女 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

質屋の息子が誘拐された事件を調べる伝六。捜査に行き詰まった伝六は、右門に知恵を求めますが、後家の色気に屈した右門は、酔い潰れた挙句、監禁されます。
「あの女は七、八つも年増じゃごわせんか。ちっとばかり、いかもの食いがすぎますぜ」。美丈夫・右門は・・・・・

   金無垢の豆大黒の正体が何とも笑えます。推理小説 です
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右門捕物帖5・笛の秘密 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

山王祭りの最中、牛若丸に扮した糸屋の若主人が毒死しました。笛の吹穴に毒が塗ってあったです。色恋沙汰だと睨んだ右門は、伝六の妹・乃武江をおとりに使いますが、捜査は行き詰まります。
原っぱのまん中に建つ不気味な・・・・・

   「きさまがべっぴんで、女の子だったら、ひと苦労してみるがな」。第5話。推理小説 です
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右門捕物帖6・なぞの八卦見 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

むっつり右門の家に少女・お静が訪ねてきました。不審な入水自殺を遂げた父親の謎を解いてほしいというのです。お静は継母に折檻を受けていました。「おじさんはおまえのいじらしい心根に、このとおり・・・・・

女スリ・くし巻きのお由の助けを借り、事件の真相を突き止めていく右門の活躍と人情味の作品です。シリーズ第6話。推理小説 です
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右門捕物帖7・村正騒動 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

徳川家が忌み嫌う妖刀・村正(むらまさ)が何者かに盗まれました。むっつり右門  対 あばたの敬四郎、捕り物競争再びおこります 「恋しいおかたのためならば、身も恥も悲しみも、けっして・・・・・

可憐な美少女・百合江の色香を利用して「村正」を探し出す「右門流」の吟味方法が興味ぶかい作品です。捕物小説シリーズ第7話。推理小説 です
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右門捕物帖8・卍のいれずみ 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

「こりゃおれのなわ張りだからね。いらぬ手出しはやめにしてもらおうじゃねえか」。脱獄罪人の行方を追うむっつり右門の前に立ちはだかる、あばたの敬四郎。「おれがあばたのやつに負されるなんて、・・・・・

今回の敬四郎は手強いです  右門  対 敬四郎、第三弾   シリーズ第8話。推理小説 です
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右門捕物帖9・達磨を好く遊女 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

木の枝で首をつった若者・清吉を救い出したむっつり右門でした。「廓へはいる以上は遊ぶと決まっているじゃねえか」。遊郭・吉原の大門をくぐって行く右門にビックリのおしゃべり屋伝六。清吉を愛する花魁・薄雪はなぜ上方の絹商人の・・・・・    

操を守る遊女の話に右門も感動 シリーズ作品第9話。推理小説 です
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右門捕物帖10・耳のない浪人 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

「くまにやられた」という言葉を残して少年僧・黙山の兄・鉄山が殺されました。兄の仇を討つため釣鐘を相手に剣術の稽古をする黙山に、心打たれたむっつり右門。女道楽の住職・熊仲が・・・・・

姉の敵を討つため江戸へやって来た少年の無念さを晴らす右門の活躍です。錣正流(しころせいりゅう)の居合い切りが爆発します  推理小説 です
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右門捕物帖11・身代わり花嫁 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

呉服店「生島屋」の家宝である雪舟の名画が盗まれました。犯人である鳶頭(とびがしら)の金助を捕まえた八丁堀同心・近藤右門は、生島屋の跡目に関する奇妙な家憲と、それを・・・・・

右門と目が合い、娘のように初々しく頬を赤らめる美男子・陽吉(生島屋の新当主)の性の秘密とは。捕物シリーズ第11話。推理小説 です
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右門捕物帖12・毒色のくちびる 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

「おいどんが負けでごんす」。上覧相撲の結びの一番は、江戸錦の試合放棄という意表の結果になります。江戸錦に命取りの鉄砲を食らわせようとした秀の浦が何者かに殺害されます。江戸錦を・・・・・

主家横領を企んだ男の悪事を描きます  第12話。推理小説 です
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右門捕物帖13・足のある幽霊 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

左手の親指と人差し指だけが切り取られるという奇怪な連続傷害事件を捜査するあばたの敬四郎でしたが、あっさり犯人にさらわれてしまいます。敬四郎の救出に乗り出した右門は、足のある幽霊のような歩き方をする犯人の意外な正体と、嫉妬にまみれた老絵師の・・・・・

「お情けないお腕まえ」の敬四郎って一体だれでしょう。推理小説 です
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右門捕物帖14・曲芸三人娘 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

手裏剣を投げつけてきた少年を捕まえたむっつり右門。軽業一座の女親方を殺害した犯人として、少年の姉が右門の名を騙る男に逮捕されたと知った右門。「バカ者めがッ。かたる者に人をかいて、・・・・・

松平伊豆守の推薦で右門の手下に加わった善光寺辰が初登場します   第14話。推理小説 です
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右門捕物帖15・京人形大尽 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

入水自殺した娘・お妙の供養を、まるで狂人のようにする両替屋の主人・勘兵衛でした。手代の弥吉とお妙の結婚に勘兵衛が反対したために起きた悲劇だと知った右門。「ほほう、これはすばらしく・・・・・

錠のかかった金蔵から三千両を盗んだのは誰でしょう    その方法とは    意表のラストシーンはすごいです。心温まる人情話の作品です。推理小説 です
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右門捕物帖16・七化け役者 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

参勤交代の道中、品川に着いた尾州徳川家でしたが、尾州侯のお部屋様が、怪しの駕籠のくせ者大名に毒矢で殺害されてしまいます。捜査に行き詰まったむっつり右門は、松平伊豆守に協力を仰ごうと考えますが、逆に・・・・・

「伝六。床を敷け」「世の中があじけなくて、生きているのもこめんどうになったから、早く敷いて寝かしてくれよ」。犯人の犯行動機が興味ぶかい作品です。推理小説 です
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右門捕物帖17・へび使い小町 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

江戸の小町娘は気をつけろ、比丘尼小町にみな食われちまうぞ。へび使いの美人行者・比丘尼小町にさらわれた三人の小町娘。七百両もの大金をこしらえるため、人の迷信に付け込んで、祈祷料をだまし取る比丘尼小町の犯行動機は一体なに    「もう、うるせえや   恋とご幣かつぎは、・・・・・

登場人物たちの威勢のいいべらんめえ口調がいつもながら楽しい作品です。シリーズ第17話。推理小説 です
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右門捕物帖18・明月一夜物語 
佐々木味津三の短編集です。主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

今川古流の指南役・北村大学が金に窮して質入れしていた将軍家の能面が紛失。番頭の十兵衛が怪しいと、質屋の若後家から聞いたむっつり右門は、十兵衛を尾行します。「これだから、伝六太鼓はあてにならんよ。あめえがあんまり陰にこもった鳴り方させたんで、ついうっかりおれも調子につり込まれて・・・・・

くし巻きのお由、再登場です シリーズ第18話。推理小説 です
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右門捕物帖19・袈裟切り太夫 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

御家人・井上金八が役目で留守中、金八の妻が小柄(こづか)で刺殺されました。刀道楽と血染めの杖から、下手人は按摩の仙市だと・・・・・

「来世はもっとぶおとこに生まれて来なよ。ろくでもねえやつが、つらばかりりっぱだって、それこそ顔負けがするんだからな」。第19話。推理小説 です
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右門捕物帖20・千柿の鍔 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

な、なんとかいってくれッ。辰ッ辰公  もう息はねえのかッ」。あの善光寺辰が何者かに斬殺された   松平伊豆守の隠密・古橋専介を逆恨みする犯人が、刃傷の相討ちに見せかけて殺したのです。「お、おめえのかたきは、兄貴が、・・・・・。

高価な刀の鍔(つば)から犯人を突き止める名人・右門、無敵無双の草香流が爆発します   さすがの伝六も今宵ばかりは、しんみり、涙、。シリーズ第20話。推理小説 です
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右門捕物帖21・妻恋坂の怪 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

本郷の妻恋坂の二階家で、子供ばかり三人が殺された怪事件。同僚・おばたの敬四郎に容疑者を次々と横取りされても平然としている右門に、不満のおしゃべり屋伝六。「いやんなっちまうな。何をにやにや・・・・・

人もあろうに、あばたの大将なんかに出しぬかれてうれしいんすか」。いかさま師が使うサイコロの細工が興味深いです。推理小説 です
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右門捕物帖22・因縁の女夫雛 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

許嫁の印として古島家から預かっていた大切な男雛が偽物とすり替えられました。しかも古島家への嫁入りが間近に迫った渡辺家の娘・春奈が行方不明になります。「古島雛」のまがい物を作って金儲けする人形師を突き止めたむっつり右門でした。「ただの雛どろぼうだろうとにらんだやつが、またここで・・・・・

、だから、やっぱり、どうもべっぴんは目の毒さ」。ハッピーエンドで終わります   推理小説 です
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右門捕物帖23・幽霊水 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

人気の上方役者・嵐三左衛門が泊まる宿屋に毎晩出没する“幽霊水”。いくら宿を代えても、必ず朝になると部屋が水浸しになっています。三左衛門に人気を奪われた役者・江戸屋江戸五郎の妾・二三春(ふみはる)が幽霊水の下手人であると睨む右門でしたが、二三春は・・・・・

死んだ善光寺辰のために精霊だなを作る伝六には ほろりとします。さすがは戸っ子の中の江戸っ子。  
シリーズ屈指の秀逸作品。第23話。推理小説 です
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右門捕物帖24・のろいのわら人形 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

丑(うし)の刻(とき)参りで有名なお堂を舞台に、禄持ちの藩士が喉笛をえぐられて殺害されるという奇怪きわまる連続殺人事件。死体の引き取り手がまったくない不思議と、呪いのわら人形に書かれた「急」の字の謎。意外なる・・・・・    

「伝六あにいのおしゃべりと、あば敬だんなのあの根性は、刀鍛冶にでもかけてたたき直さなきゃ直らなねえとみえるよ」。右門のライバルのあばたの敬四郎、また登場します   第24話。推理小説 です
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右門捕物帖25・卒塔婆を祭った米びつ 
佐々木味津三の短編集です。「母(かあ)よ。みんなひもじくてならねえんだ。はやくかえってきてくんな」。日本橋で起きた捨て子騒動は、行方知れずの母親を探すため小娘がわざと仕出かしたものでした。金策に出掛けたまま帰って来ない若後家の居所は一体    「バカ野郎ッ。やい、いなかの・・・・・

家捜しで右門が見つけた豆本の題名に思わず笑いがこみあげます。へそくりの有効な使い道を教えてくれる、笑いあり、涙ありのシリーズ作品です  第25話。推理小説 です
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右門捕物帖26・七七の橙 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

七草、七ツ刻、七駕籠、七場所、七橙。正月そうそう発生した七ずくめの捨て駕籠騒動。ある人物に頼まれてヘンテコなまじないを実行したという町奴の親分・伝兵衛が口封じのため殺されます。まじないの頼み手は一体    そしてその目的は    
「堅いばかりが能じゃねえとかなんとか大きにご説法なすったようでしたが、・・・・・

   いいかげんにだんなもほっかりと蒸しかげんのいい人間にならねえと、七橙かなにかで祈られますぜ」。右門と伝六の掛け合いの面白さといい、事件の鮮やかな解決に感心します 推理小説 です
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右門捕物帖27・献上博多人形 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

松平伊豆守に直訴し、自害した束巻き師・源五兵衛。お番所の訴状箱を調べた右門は、源五兵衛の息子・弥七郎が行方不明になっていることを知ります。七年前から人形師・泥斎の弟子となった弥七郎が作り上げた青焼き人形の謎。
「魂まで打ち込んで芸道に精進した者の、命までかけた心の秘密ア、心のなぞは、さすがの・・・・・

未熟だな未熟だ、未熟だ。くやしいよ。伝六、くやしいな情けねえな身の修業の足りねえのが、いまさら恨めしいわい」。親心 の履き違いを描いたシリーズ作品です  推理小説 です 第27話
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右門捕物帖28・お蘭しごきの秘密 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

加賀家の奥仕えのお腰元のお蘭が考案し、江戸で大評判の腰帯「お蘭しごき」。その「お蘭しごき」ばかりを狙った連続窃盗事件を捜査するむっつり右門は、色恋沙汰に絡んだ「お蘭しごき」の“秘密”を・・・・・

「なに   お蘭がおらんというのかい。しゃれからとんだなぞが出りゃがったな」。おしゃべり伝六が書き留めた「ふところ日記」がたいそう面白そう。もっと読みたいくらい興味ぶかい、笑えます。
シリーズ第28話。推理小説 です
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右門捕物帖29・開運女人地蔵 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

深川興照寺の石仏(女人地蔵)六基が何者かに盗まれ、無残な姿で永代橋上に捨て置かれるという奇妙な事件がおこりました。悪い噂のある住職・蓮信や、女人地蔵の寄進者たちを調べるむっつり右門でしたが、結果は全て空振りに終わります。
そんな中、不審な死に方をした浪人者四人の・・・・・

「あい、おじさん。今度またお目にかかりましたら、お地蔵さまともお相談をして、おはぎをどっさりおもてなしいたする 。さようなら」。天真爛漫な小坊主・珍念が何とも可愛らしく、感涙します。 第29話。推理小説 です
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右門捕物帖30・闇男 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

孫太郎虫の売り子・おなつが絞殺されました。証拠品の片そでから売り子仲間のおくにが下手人だと目星が付きますが、口封じで おくにも殺されてしまいます。奇妙な病にかかり、人前に姿を現さない旗本・友次郎が住む「闇男屋敷」の秘密とは    
「えへへ。さあ、おもしれえや。どっちを取るか、腕の分かれめ、てがらのわかれめ、いいや、道のとり方によっちゃ、知恵の浅い深いがおのずと・・・・・

あばたの敬四郎に情けをかける右門の器の大きさに感動します。判じ絵を見事に解いてみせた伝六の食い意地が楽しい内容となっています。第30話。推理小説 です
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右門捕物帖31・毒を抱く女 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

江戸城・内濠で発見された水死体は、ご宝蔵の番士・中山数馬と判明しました。おしゃべり好きなお城坊主・可賀(べくが)を利用して、大奥に探りを入れるむっつり右門の名推理。将軍家のご宝物の槍「八束穂(やつかほ)」に絡んだ殺人事件の・・・・・   

「死ねば罪のおわびもかない、父への孝道もたちますはず。たって父の居どころ、お槍のありかを知りたくば、ともども、あの世へおいでなさりませ」。シリーズ作品です  第31話。推理小説 です
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右門捕物帖32・朱彫りの花嫁 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

「いつこんなにだいじな膚をけがされましたのやら、気味がわるいのでござります」。昨日、式を挙げたばかりの新妻・お冬の二の腕に、本人も知らないうちに、いつの間にか彫られてしまった奇怪な朱色のいれずみでした。一体誰が何のために・・・・・   

いれずみに彫られた「喜七」とは一体何者なのか    朱彫りの彫り師や、お冬の生家である薬種問屋を調べる右門でしたが、捜査は行き詰まります。いれずみの陰にひそんだ“意外な秘密”を描くシリーズ作品   第32話。犯行動機に同情を覚えます。これは名作のひとつです。推理小説 です
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右門捕物帖33・死人ぶろ 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

米屋「増屋」の後妻・おマキが風呂桶の中で絞め殺されました。死体の爪跡から下手人は大人ではなく子供だと見抜いた右門は、おマキの前身を調べ、事件の背景にある暗い影を突き止めます。増屋の主人・弥五右衛門は、七百両という女房の大金を持ち出して、一晩中どこを・・・・・

  「おじさんが来たからにゃ心配するなよ。慈悲をかけてあげましょうからのう」。面白さ抜群   シリーズ第33話。推理小説 です
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右門捕物帖34・首つり五人男 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

自殺に見せかけた五人の首つり死体。辻番小屋に運ばれた死体が何者かに盗まれた挙句、また同じ木の枝に吊るされるという奇怪な事件。「お高祖(こそ)頭巾の女」の意外な正体と、信者が女だらけの・・・・・

「何を無礼なことおっしゃるんです かりそめにも寺社奉行さまからお許しのお富士教、わたしはその教主でござります。神域に押し入って、あらぬ狼藉いたされますると、ご神罰が下りまするぞ」、 第34話。推理小説 です
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右門捕物帖35・左刺しの匕首 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

伝馬町の牢屋で起った、囚人が囚人を刺し殺すという前代未聞の殺人事件。死体の傷から下手人は左ききだと推理したむっつり右門は、被害者(豊太)も下手人(梅五郎)も同じ両替屋の手代であったことを突き止めます。凶器の匕首(あいくち)を入牢の梅五郎に渡した人物は一体だれ  
 「わからねえのかい。ああいうやつには、動かぬ証拠をつきつけて責めたてるよりほかには手がねえんだ。その手を・・・・・

両替屋ののれん分けに隠された陰謀を描く作品です  シリーズ第35話。推理小説 です
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右門捕物帖36・子持ちすずり 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

幕府に献上される雪を使って、加賀家の奥祐筆・松坂甚吾を変死させた怪事件を調べるむっつり右門でしたが、甚吾の同役が口封じのため殺され、甚吾の妻・おこよが自殺をほのめかした書き置きを残して行方不明になります 「なにッ。どこの青僧だ  」、「知らねえのかい。おいらがむっつりのなんとかいう・・・・・

弓道の名人  対 むっつりの名人 祐筆が絡んだ事件だけに“手跡”が重要な鍵となり、甚吾の女中・しげ代に名前を書かせる意表性も素晴らしい作品です。捕物帖シリーズ第36話。
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右門捕物帖37・血の降るへや 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

「ご内密におしらべ願おうと、お越し願ったのでございます。このへやのこの床の間へ軸ものをかけると、知らぬまにこのとおり血が降るのでございます」。町医・岡三庵の屋敷で起る怪事に挑む右門でした。一体誰が、何の目的で・・・・・   

「どう考えたって、あの床の間へ降った血は、外から忍びこんできたいたずらのしわざじゃねえ。」。三庵の娘・千萩の長虫遊びと、親ゆえの子を思う親心。シリーズ第37話。 おもしろい展開に感動します。推理小説 です
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右門捕物帖38・やまがら美人影絵 
佐々木味津三の短編集です。
主な登場人物の紹介  
 むっつり右門   本名 近藤右門です。八丁堀の同心。黙り屋という設定だけど よく喋る設定です。
 おしゃべり伝六   右門の手下の岡っ引き。右門との掛け引きがうまいです。
 あばたの敬四郎   右門と同じ八丁堀の同心。
 松平伊豆守 信綱時の老中。 知恵伊豆。右門のよき理解者です。
 善光寺 辰(たつ) 右門の手下になります。

浅草の鳶頭(とびがしら)・音蔵を殺した嫌疑で捕まった山雀(やまがら)使いのお駒でしたが、証拠不十分のため無罪放免になりました。「おいたはおよしなさいませ」。お駒の鮮やかすぎる身のこなしに不審を抱いたむっつり右門は、再捜査に乗り出します。音蔵の家に居着く御家人くずれの男と、お駒の家にいる町人風の男は、果たして・・・・・   

冷然とした態度に秘められたお駒の秘密。 素晴らしい作品です。シリーズ最終話です。推理小説 です
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十万石の怪談 
佐々木味津三の短編集です。官軍に抗して会津城に籠城している会津藩主・松平容保(かたもり)への援兵を一刻も早く行いたい陸奥二本松藩主・丹羽(にわ)長国でしたが、援兵の是非を巡る重臣たちの藩議がなかなかまとまらず、イライラします。
お気に入りの近侍たちを集めて、怪談を聞くことを・・・・・

「未練者めがっ。たかが女じゃ。婦女子の愛にうしろ髪曳(ひ)かれて、武士(もののふ)の本懐忘れるとは何のことか」。会津戦争で起きた悲劇を、怪談の祟りを絡ませて描いた幕末もの歴史小説です。
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旗本退屈男1 
佐々木味津三の短編集です。退屈  退屈  眉間に三日月形の刀傷を持つ千二百石の直参旗本・早乙女主水之介(さおとめ・もんどのすけ)は、天下泰平の元禄の世に退屈しきっていました。愛妹・菊路の恋人である若侍・霧島京弥(きょうや)が何者かに誘拐されてしまったと知った旗本退屈男は、格好の退屈払いができるとばかりに、吉原の花魁(おいらん)の・・・・・

。「わしが女子(おなご)や酒にたやすく溺るる事が出来たら、このように退屈なぞいたさぬわ」。小気味いい男の小気味いい物語です。シリーズ第1話。軽妙洒脱な文章が興味ぶかいです。歴史小説 です
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旗本退屈男2・続旗本退屈男 
佐々木味津三の短編集です。町役人に追われ、塀外から屋敷うちへ飛び込んで来た風体怪しき血まみれの男を匿(かくま)ってやった主水之介でしたが、実はその男は、婦女子を浚(さら)う大罪人・百化け十吉でした  「これはどうも、いやはや、ずんと興味ぶかいわい。段々と退屈でのうなりおったな」。十吉をおびきよせるため、妹・菊路の恋人・京弥に女装させる退屈男でしたが。
「もう十日程、そちを女にして眺めたいが、さぞかし菊めが待ち焦れて・・・・・

。菊路と京弥の仲を冷かす主水之介が楽しい。シリーズ第2話。歴史小説 です
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旗本退屈男3・後の旗本退屈男 
佐々木味津三の短編集です。競馬の御前試合のさ中、騎手の古高新兵衛が疑問の怪死を遂げたのでした。何者かが馬の鞍壺に毒蛇を潜ませていたのでした。事件後すぐに行方をくらませた古高の中間(ちゅうげん)・六松の居所を突き止めた主水之介は、事件の意外な真相を知ります。武士の風上にもおけぬ・・・・・

  「少し寂しゅうなったわ。退屈じゃ、退屈じゃと思うていたが、今となって思い返してみると、やはり人が斬りたかったからじゃわ。 」。シリーズ第3話。時代小説 です
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旗本退屈男4・京へ上った退屈男 
佐々木味津三の短編集です。江戸を旅立ち、京都の色街・島原へ現れた早乙女主水之介でした。金に物を言わせて大きな顔をしている数珠屋の大尽にへいこらと取り巻いている所司代付きの役侍四人。不埒な彼らの振る舞いに憤激した退屈男は、彼らが遊興している揚げ屋に乗り込みますが。「ほほう。これはまた、ちと急に雲行が・・・・・

観音像の御利益と職権乱用の企みでした。意表の展開が楽しいシリーズ第4話。歴史小説 です
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旗本退屈男5・三河に現れた退屈男 
佐々木味津三の短編集です。東海道を通る諸大名は、長沢松平家に対して付け届けをすることになっているにもかかわらず、薩摩・島津家はいつもその音物(いんもつ)を出し惜しみしていると知った早乙女主水之介。島津の家臣の不埒な振舞いに憤慨した退屈男は、ぐずり松平の異名のある領主・源七郎と相談して、島津修理を・・・・・

「いや、面白いぞ、面白いぞ。島津が対手ならば、久方ぶりに肝ならしも出来ると申すものじゃ」。シリーズ第5話。
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旗本退屈男6・身延に現れた退屈男 
佐々木味津三の短編集です。身延参りの人々の祠堂金(しどうきん)ばかり狙う女スリの存在を知った早乙女主水之介でした。怪しい若い女の後を追って境内に潜入した退屈男でした。「わははは、申したな、申したな、恋ゆえと申したな。いやずんと楽しい・・・・・

。乙女の悲しい難儀と、荒法師の悪業。眉間の三日月傷が物を言うシリーズ第6話。歴史小説 です
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旗本退屈男7・仙台に現れた退屈男 
佐々木味津三の短編集です。奥州・仙台の青葉城下にやって来た直参旗本・早乙女主水之介でしたが、なぜかどの宿屋にも宿泊を拒否されてしまいます。仙台藩では近頃、他国の武家に対しての取締まりを厳しくしているのだという。弓道場で見事な腕前を披露した退屈男でしたが、江戸隠密と間違われ、・・・・・

「身の程知らずがッ、この眉間傷、目に這入らぬかッ」。仙台藩の秘密と、悲しい恋の宿命です。勧善懲悪シリーズ第7話。歴史小説 です
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旗本退屈男8・日光に現れた退屈男 
佐々木味津三の短編集です。領内の女たちを人身御供にしている助平な旗本・十郎次に怒り心頭に発した領民たちでしたが、一揆の企てがバレて十郎次に召し捕られてしまいます。不埒な十郎次を懲らしめるため、江戸から呼び寄せた妹・菊路を十郎次の屋敷に乗り込ませる退屈男でした。「愛のしるしに、いえ、あの誓いの御しるしに、わたくしのわがままおきき届け願いとうございます。そしたら・・・・・

花も恥らう菊路の手管がお見事というしかありません  シリーズ第8話。歴史小説 です
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旗本退屈男9・江戸に帰った退屈男 
佐々木味津三の短編集です。槍術の町道場へ普請に行った大工や人夫たちが、いつまで経っても帰ってこないという不思議。何やら曰(いわ)くのある道場の秘密(カラクリ)を暴き出すため、妹・菊路の恋人・京弥に道場破りをさせる早乙女主水之介でした。 「悪を懲らすに悪を以てする・・・・・

。道場主・釜淵番五郎と黒幕・竜造寺長門守の大それた悪だくみとは何か    退屈男・シリーズ第9話。歴史小説 です
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旗本退屈男10・幽霊を買った退屈男 
佐々木味津三の短編集です。「ようしッ。主水之介、傷にかけてもこの謎解いて見ようぞ」。吉原の遊女・誰袖(たがそで)と商人の息子・源七の奇怪極まる心中事件です。幽霊から退屈男あてに届いた・・・・・

 「曲輪(くるわ)育ちの女子(おなご)はな、千石万石がほしゅうはない。気ッ腑がほしゅうござるとよ。わはは」。シリーズ第10話。歴史小説 です
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旗本退屈男11・千代田城へ乗り込んだ退屈男 
佐々木味津三の中編集です。絵師・篠原梅甫の妻・小芳に横恋慕した小納戸頭取・腰元治右衛門の悪だくみ 。治右衛門の娘で将軍・綱吉の愛妾であるお紋との不義密通の罪に問われた主水之介は、江戸城へ登城し、怒りをあらわにする綱吉の直々の裁きを受けます  「たわけめッ  将軍家が寵愛の女の膝にたわむるが何ゆえ天下の為じゃ 」。闇討ちを仕掛けてきた刺客たちを相手に、なぜか素手で・・・・・

 素手は素手ながら三河ながらの直参旗本、早乙女主水之介が両の拳(こぶし)、真槍(しんそう)白刄(しらは)よりちと手強いぞ。心してまいられい」。第11話。歴史小説 です
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名君修業 
佐々木味津三の短編集です。「盲目の美童が剣の達人を相手に親の讐(かたき)を見事に討った」という隣藩(土浦藩)の美談を聞いた常陸笠間八万石の大名・本荘宗資(むねすけ)でした。そんな中、タイミング良く、家中で刃傷(にんじょう)事件が起きます。すっかり仇討病と名君熱に浮かされた宗資は、無理矢理にでも仇討を行わせます。「名君修業と言うものは・・・・・

元禄の世を背景に、“筋違いの仇討”を悲喜劇的に描いた時代小説です。
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山県有朋の靴 
佐々木味津三の短編集です。明治政府の陸軍中将・山県有朋(やまがた・ありとも)の下男(げなん)に成り下がった元幕臣・金城寺平七。急激に自分たちの世界を打(ぶ)ち壊されて了(しま)い、よその国のよその軒先に雨宿りしているような生活を送る平七は、本所・石原町の小料理屋の女中・お雪を無意識のうちに慕い求めます。 「嘘つきのご前さまの人でなし  わたしをだまして、・・・・・

自分を持ちこたえる気力、自ら生きる力をなくした男の死に様を描いて記憶に残る作品です。時代小説 です
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流行暗殺節 
佐々木味津三の短編集です。「しょうもない。大村を斬ったら九人目じゃ。アハ。世の中には全く変な商売があるぞ」。明治新政府の兵部大輔(ひょうぶたゆう)・大村益次郎を襲撃するも、暗殺しそこない、手傷を負った刺客・神代直人(くましろ・なおと)でした。見知らぬ女の家へ咄嗟に飛び込み、捜索隊から逃れた直人は、そのさ中に、女の枕の匂いを嗅ぎます。「只のいっぺんでいい  頼まれずに、憎いと思って、おれが怒って、心底(しんてい)このおれが・・・・・

人斬りを稼業としてきた男の悲哀を描いた記憶に残る作品です。時代小説 です
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老中の眼鏡 
佐々木味津三の短編集です。屋台店の寂れた様子を目の当たりにした老中・安藤信正(対馬守)でした。外国との交易が必要だと確信した対馬守は、攘夷派の志士達に命を狙われるのを覚悟の上、登城します。「たわけ者めがっ。言外の情(なさけ)分らぬか。死んでならぬ者と、死なねばならぬ者がある」。対馬守の眼鏡は「時代の底の流れと、海の外を視る御用」にのみ役立つのではなく、もう一つ効用があったのでした  侍女・お登世との恋(不義)を対馬守に叱られ、追放された・・・・・

「坂下門外の変」を題材にした時代小説です。時代小説 です
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