赤毛のアン/モンゴメリ<あらすじ 要約>

赤毛のアン/モンゴメリ<あらすじ 要約>

アヴォンリーに住むマシュウとマリラの老兄妹は、手伝いに男の子を欲しがっていました。しかし、仲介人の手違いで、孤児院からは11歳のアンがやってきました。 最初、送り返そうとしたマリラはアンの空想力に「退屈しないだろう」ということでアンを育てることを決心しました。最初はカンシャク持ちだったアンですが、マリラの育てにより、性格がよくなっていきます。

そしてアンは、ダイアナという年の近い友達となかよくなります。 彼女と永遠の友情を誓うアン。そして、学校に入学します。しかし、美少年であるギルバートに、赤毛のことを「にんじん」と言われたので、あろうことか石板で頭を一撃しました。それに加え、先生が嫌な人だったこともあってか、マリラの考えで アンは学校を休むことになりました。

ある日、アンはダイアナをお茶に招待します。しかし、そこで手違いのためぶどう酒を飲ませてしまい、ダイアナの母から絶交を言い渡されてしまいます。しかし、ダイアナの妹が熱を出した時に アンが看病したおかげで、ダイアナの母が二人が再び会うことを許してくれます。

学校へ再び行くようになったアンでした。 ギルバートとは競うように勉強し、二人は常に、成績がトップでした。そんなある日、友達と一緒に演劇ごっこを始めます。 演劇で 死んでしまい、棺ごと船で流されるお姫さまの役をやったアンは近くの小舟に横たわります。すると、その小舟の底には穴があいていて、アンは、助かるように祈りました。友達も気づきましたが、何もできません

そこへ通りかかったのは、アンと仲直りしたいギルバートです。せっかく 助けてもらったアンですが、ギルバートに対して素直になれません。
そして学校では、上の学校であるクイーン学院へ行くクラスとなり、猛勉強を開始しました。その甲斐あってか無事に合格しました。1年間勉強し、優秀生徒一人が受けられるレドモンド大学へ行くためのエイブリー奨学金を手に入れたのです
しかし、アンをとても可愛がってくれたマシュウが死んでしまいます。また、マリラは目を悪くし、失明の危機へと至ります。アンは奨学金を辞退します。アヴォンリーで勉強を教える決心をします。そして、ギルバートとも仲直りし、新たな人生を歩みます。