小川未明(おがわ・みめい)/赤い蝋燭と人魚<あらすじ 要約> 

小川未明(おがわ・みめい)/赤い蝋燭と人魚<あらすじ 要約> 

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小川未明 (おがわ・みめい) 
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赤い蝋燭と人魚 
小川未明 の短編集です  北の海で独り淋しく暮らしてきた女の人魚。産まれてくる子供には同じ思いをさせたくない、人間の仲間入りをして幸福に暮らしてほしいと考えた彼女は、陸(おか)の上で女の子の人魚を産み落とします。「神様のお授けなさった子供だから大事にして育てよう。きっと大きくなったら、怜悧(りこう)ないい子になるにちがいない」。お宮のある山の下で蝋燭(ろうそく)屋をしている年寄りの夫婦に拾われ、大事に・・・・・

人間が持つ善と悪、利他と利己の心を描いた暗鬱童話です。薄幸な人魚の姿が哀れで切ない作品です。

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