日本近代文学全集5 田中 貢太郎他

 

日本名作速読朗読文庫
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名作速読朗読文庫vol.404種田 山頭火全集2 読上機能付き Professional版
名作速読朗読文庫vol.405 田中 貢太郎全集1 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.406 田中 貢太郎全集2 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.407 田中 貢太郎全集3 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.408 田中 貢太郎全集4 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.409 田中 貢太郎全集5 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.410 田中 貢太郎全集6 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.411 田中 貢太郎全集7 読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.412 田中 貢太郎全集8 読上機能付きProfessional版
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名作速読朗読文庫vol.414 田中 貢太郎全集10 読上機能付きProfessional版
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名作速読朗読文庫vol.416 田中 貢太郎全集12読上機能付きProfessional版
名作速読朗読文庫vol.417 田中 貢太郎全集13読上機能付きProfessional版

名作速読朗読文庫vol.404種田 山頭火全集2 読上機能付き Professional版

種田 山頭火

種田 山頭火(たねだ さんとうか、1882年(明治15年)12月3日 – 1940年(昭和15年)10月11日)は、日本の自由律俳句の俳人である。
山頭火とだけ呼ばれることが多い。山口県生まれ。「層雲」の荻原井泉水門下である。

代表作品

草木塔 漬物の味〔扉の言葉〕 鉄鉢と魚籃と ―其 独慎〔扉の言葉〕 寝床〔扉の言葉〕 俳句に於ける象徴的表現 『鉢の子』から『其中庵』 故郷〔扉の言葉〕 遍路の正月  歩々到着  水〔扉の言葉〕 道〔扉の言葉〕

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名作速読朗読文庫vol.404種田 山頭火全集2 読上機能付き Professional版

vol 件数  作家名  タイトル 文字数 文字量
404 1 種田 山頭火 草木塔 1113
404 2 種田 山頭火 漬物の味〔扉の言葉〕  365 365
404 3 種田 山頭火 鉄鉢と魚籃と ―其中日記 1023
404 4 種田 山頭火 独慎〔扉の言葉〕随筆 573
404 5 種田 山頭火 寝床〔扉の言葉〕随筆 564
404 6 種田 山頭火 俳句に於ける象徴的表現 786
404 7 種田 山頭火 『鉢の子』から『其中庵』4527 4527
404 8 種田 山頭火 故郷〔扉の言葉〕随筆 643
404 9 種田 山頭火 遍路の正月 530
404 10 種田 山頭火 歩々到着 298
404 11 種田 山頭火 水〔扉の言葉〕 574
404 12 種田 山頭火 道〔扉の言葉〕 765
404 13 種田 山頭火 物を大切にする心 1502
404 14 種田 山頭火 夜長ノート 1735
404 15 種田 山頭火 私の生活 472
404 16 種田 山頭火 私の生活(二) 464
404 17 種田 山頭火 私を語る 805
合計冊数17   合計文字数16739

 

 

名作速読朗読文庫vol.405 田中 貢太郎全集1 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

藍瓶  田中貢太郎

玄関の格子戸《こうしど》がずりずりと開《あ》いて入って来た者があるので、順作は杯《さかずき》を持ったなりに、その前に坐った女の白粉《おしろい》をつけた眼の下に曇《くもり》のある顔をちょと見てから、右斜《みぎななめ》にふりかえって玄関のほうを見た。そこには煤《すす》けた障子《しょうじ》が陰鬱《いんうつ》な曇日《くもりび》の色の中に浮いていた。「何人《たれ》だろう」

代表作品

怪奇傑作集     怪談傑作集     怪奇小説傑作選     怪談小説傑作選

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名作速読朗読文庫vol.405 田中 貢太郎全集1 読上機能付きProfessional版

vol 件数     作家名  タイトル 文字数 文字量
405 1 田中 貢太郎 藍瓶 5300
405 2 田中 貢太郎 愛卿伝 7694
405 3 田中 貢太郎 藍微塵の衣服 1909
405 4 田中 貢太郎 阿英 6959
405 5 田中 貢太郎 青い紐 6320
405 6 田中 貢太郎 阿霞 3818
405 7 田中 貢太郎 赤い牛 788
405 8 田中 貢太郎 赤い土の壺 8225
405 9 田中 貢太郎 赤い花 6279
405 10 田中 貢太郎 悪僧 6779
405 11 田中 貢太郎 朝倉一五〇 832
405 12 田中 貢太郎 阿繊 5823
405 13 田中 貢太郎 阿宝 5459
405 14 田中 貢太郎 尼になった老婆 2470
405 15 田中 貢太郎 雨夜草紙 7915
405 16 田中 貢太郎 雨夜続志 5983
405 17 田中 貢太郎 怪しき旅僧 2456
405 18 田中 貢太郎 ある神主の話 5876
405 19 田中 貢太郎 虎杖採り 1706
405 20 田中 貢太郎 一緒に歩く亡霊 2296
合計冊数20   合計文字数94887

 

名作速読朗読文庫vol.406 田中 貢太郎全集2 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

岩魚の怪  田中貢太郎

村の男は手ごろの河原石を持って岩の凹《くぼ》みの上で、剥《は》いだ生樹《なまき》の皮をびしゃびしゃと潰《つぶ》していた。その傍《そば》にはまだ五六人の仲間がいて潰した皮粕《かわかす》を円《まる》めて笊《ざる》の中へ入れたり、散らばっている樹《き》の皮を集めてその手許《てもと》に置いてやったりした。  そこは木曾《きそ》の御嶽《おんたけ》つづきの山の間で、小さな谷川の流れを中にして両方から迫って来た山塊《さんかい》は、こっちの方は幾らか緩《ゆる》い傾斜をして山路《やまみち》なども通じているが、むこう側は女の髪をふり乱したような緑樹を戴《いただ》いた筍《たけのこ》に似た岩が層層として聳《そび》えていた

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.406 田中 貢太郎全集2 読上機能付きProfessional版

vol 件数      作家名  タイトル 文字数 文字量
406 1 田中 貢太郎 位牌田 1141
406 2 田中 貢太郎 位牌と鼠 545
406 3 田中 貢太郎 岩魚の怪 5047
406 4 田中 貢太郎 宇賀長者物語 11765
406 5 田中 貢太郎 馬の顔 6173
406 6 田中 貢太郎 海坊主 1363
406 7 田中 貢太郎 嬰寧 11453
406 8 田中 貢太郎 円朝の牡丹灯籠 3630
406 9 田中 貢太郎 おいてけ堀 1989
406 10 田中 貢太郎 黄金の枕 3234
406 11 田中 貢太郎 汪士秀 2578
406 12 田中 貢太郎 王成 6927
406 13 田中 貢太郎 狼の怪 5249
406 14 田中 貢太郎 唖の妖女 1399
406 15 田中 貢太郎 唖娘 1568
406 16 田中 貢太郎 追っかけて来る飛行機 822
406 17 田中 貢太郎 男の顔 281
406 18 田中 貢太郎 鬼火を追う武士 536
406 19 田中 貢太郎 お化の面 1017
406 20 田中 貢太郎 阿芳の怨霊 2536
合計冊数20   合計文字数69253

 

名作速読朗読文庫vol.407 田中 貢太郎全集3 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

女の怪異  田中貢太郎

ぼつぼつではあるが街路《とおり》の左右に点《つ》いた街路照明の電燈の燈《ひ》を見ると菊江はほっとした。菊江はこの数年来の不景気のために建物の塞《ふさ》がらない文化住宅の敷地の中を近路《ちかみち》して来たところであった。 微曇《うすぐもり》のした空に月があって虫の音《ね》が一めんにきこえていた。街路《とおり》には沙利《じゃり》を敷いてあった。菊江はその街路《とおり》を右の方へ往った。その街路《とおり》に面した方にも処どころ空地があって、建物が並んでいないうえに、もう十時になっているので、郊外の新開町《しんかいまち》はひっそりとしていた。

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.407 田中 貢太郎全集3 読上機能付きProfessional版

vol 件数     作家名  タイトル 文字数 文字量
407 1 田中 貢太郎 女の怪異 8242
407 2 田中 貢太郎 女の首 5944
407 3 田中 貢太郎 女の姿 1150
407 4 田中 貢太郎 女の出る蚊帳 348
407 5 田中 貢太郎 海神に祈る 14310
407 6 田中 貢太郎 怪人の眼 3284
407 7 田中 貢太郎 怪僧 2562
407 8 田中 貢太郎 怪談覚帳 1260
407 9 田中 貢太郎 怪談会の怪異 507
407 10 田中 貢太郎 怪譚小説の話 2274
407 11 田中 貢太郎 荷花公主 6685
407 12 田中 貢太郎 牡蠣船 5336
407 13 田中 貢太郎 賈后と小吏 5084
407 14 田中 貢太郎 累物語 2771
407 15 田中 貢太郎 鍛冶の母 5172
407 16 田中 貢太郎 蟹の怪 5768
407 17 田中 貢太郎 竈の中の顔 8540
407 18 田中 貢太郎 蟇の血 18202
407 19 田中 貢太郎 亀の子を握ったまま 787
407 20 田中 貢太郎 3943
合計冊数20   合計文字数102169

 

名作速読朗読文庫vol.408 田中 貢太郎全集4 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

簪につけた短冊  田中貢太郎

日本橋 区《く》本町《ほんちょう》三丁目一番地 嚢物《ふくろもの》商鈴木米次郎方の婢《じょちゅう》おきんと云うのが、某夜《あるよ》九時すぎ裏手にある便所へ入ろうとして扉をあけると、急に全身に水を浴びせられたようにぞっとして、忽《たちま》ち頭の毛がばらばらと顔の上へ落ちて来てまるで散髪頭のようになった。婢は悲鳴をあげて隣家の曲淵方《まがりぶちかた》へ駈け込むなり、ばったり倒れて気絶してしまった。人びとは驚いて、水や薬などを飲ませて蘇生させ、その訳を聞いて一層胆を潰した

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.408 田中 貢太郎全集4 読上機能付きProfessional版

vol 件数     作家名  タイトル 文字数 文字量
408 1 田中 貢太郎 簪につけた短冊 559
408 2 田中 貢太郎 義猴記 919
408 3 田中 貢太郎 義人の姿 2419
408 4 田中 貢太郎 狐と狸 1062
408 5 田中 貢太郎 狐の手帳 13602
408 6 田中 貢太郎 義猫の塚 1098
408 7 田中 貢太郎 岐阜提灯 6180
408 8 田中 貢太郎 嬌娜 8086
408 9 田中 貢太郎 切支丹転び 7889
408 10 田中 貢太郎 金鳳釵記 6305
408 11 田中 貢太郎 空中に消えた兵曹小説 1574
408 12 田中 貢太郎 草藪の中 5586
408 13 田中 貢太郎 薬指の曲り 2711
408 14 田中 貢太郎 首のない騎馬武者小説 886
408 15 田中 貢太郎 車屋の小供 980
408 16 田中 貢太郎 『黒影集』の序詞随筆 479
408 17 田中 貢太郎 警察署長 8664
408 18 田中 貢太郎 月光の下 2442
408 19 田中 貢太郎 幻術 651
408 20 田中 貢太郎 黄英 6402
合計冊数20   合計文字数78494

 

名作速読朗読文庫vol.409 田中 貢太郎全集5 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

庚娘  蒲松齢 田中貢太郎訳

金大用《きんたいよう》は中州《ちゅうしゅう》の旧家の子であった。尤《ゆう》太守の女《むすめ》で幼な名を庚娘《こうじょう》というのを夫人に迎えたが、綺麗《きれい》なうえに賢明であったから、夫婦の間もいたってむつましかった。ところで、流賊の乱が起って金の一家も離散した。金は戦乱の中を両親と庚娘を伴《つ》れて南の方へ逃げた。 その途中で金は少年に遇った。それも細君《さいくん》と一緒に逃げていく者であったが、自分から、「私は広陵《こうりょう》の王《おう》十八という者です。どうか路案内をさしてください。」

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.409 田中 貢太郎全集5 読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
409 1 田中 貢太郎 庚娘 5440
409 2 田中 貢太郎 考城隍 1764
409 3 田中 貢太郎 黄灯 12256
409 4 田中 貢太郎 虎媛 5637
409 5 田中 貢太郎 狐狗狸の話 835
409 6 田中 貢太郎 胡氏 3208
409 7 田中 貢太郎 五通 7783
409 8 田中 貢太郎 法衣 859
409 9 田中 貢太郎 崔書生 2948
409 10 田中 貢太郎 再生 756
409 11 田中 貢太郎 鮭の祟 4164
409 12 田中 貢太郎 殺神記 3373
409 13 田中 貢太郎 皿屋敷 1929
409 14 田中 貢太郎 参宮がえり 8321
409 15 田中 貢太郎 珊瑚 7631
409 16 田中 貢太郎 地獄の使小説 5022
409 17 田中 貢太郎 死体の匂い小説 9499
409 18 田中 貢太郎 死体を喫う学生 1858
409 19 田中 貢太郎 死人の手小説 3615
409 20 田中 貢太郎 蛇怨 2190
合計冊数20   合計文字数89088

 

名作速読朗読文庫vol.410 田中 貢太郎全集6 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

春心  田中貢太郎            1

広巳は品川の方からふらふらと歩いて来た。東海道になったその街には晩春《はるさき》の微陽《うすび》が射《さ》していた。それは午《ひる》近い比《ころ》であった。右側の民家の背景になった丘の上から、左側の品川の海へかけて煙のような靄《もや》が和《なご》んでいて、生暖かな物悩ましい日であった。左側の川崎屋の入口には、厨夫《いたば》らしい壮《わか》い男と酌婦らしい島田の女が立って笑いあっていたが、厨夫らしい壮い男はその時広巳の姿を見つけた。二十五六の痩せてはいるが骨格のがっしりした

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.410 田中 貢太郎全集6 読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
410 1 田中 貢太郎 蛇性の婬  雷峰怪蹟 30581
410 2 田中 貢太郎 終電車に乗る妖婆小説 457
410 3 田中 貢太郎 酒友 1541
410 4 田中 貢太郎 種梨 1362
410 5 田中 貢太郎 春心 64772
410 6 田中 貢太郎 小翠 8818
410 7 田中 貢太郎 焦土に残る怪 1191
410 8 田中 貢太郎 商売の繁昌する家小説 494
410 9 田中 貢太郎 織成 3968
410 10 田中 貢太郎 女賊記 4697
410 11 田中 貢太郎 白い小犬を抱いた女 449
410 12 田中 貢太郎 白い花赤い茎 5773
410 13 田中 貢太郎 白っぽい洋服 4613
410 14 田中 貢太郎 神仙河野久 8668
410 15 田中 貢太郎 死んでいた狒狒 1257
410 16 田中 貢太郎 人面瘡物語 5280
410 17 田中 貢太郎 申陽洞記 5373
410 18 田中 貢太郎 水郷異聞 19612
410 19 田中 貢太郎 水莽草 4219
410 20 田中 貢太郎 水魔 14273
合計冊数20   合計文字数187398

 

名作速読朗読文庫vol.411 田中 貢太郎全集7 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

雀の宮物語  田中貢太郎

東北本線の汽車に乗って宇都宮を通過する者は、宇都宮の手前に雀の宮と云う停車場のあるのを見るであろう。私は其の雀の宮へ下車したことがないから実物を見たことはないが、東国旅行談の云うところによると、其処に雀を祭った雀大明神の宮があって、土地の名もそれから起ったらしい。

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.411 田中 貢太郎全集7 読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
411 1 田中 貢太郎 水面に浮んだ女 5673
411 2 田中 貢太郎 雀が森の怪異 7316
411 3 田中 貢太郎 雀の宮物語 1941
411 4 田中 貢太郎 棄轎 728
411 5 田中 貢太郎 炭取り 315
411 6 田中 貢太郎 青蛙神 4888
411 7 田中 貢太郎 西湖主 7738
411 8 田中 貢太郎 倩娘 3267
411 9 田中 貢太郎 成仙 7639
411 10 田中 貢太郎 前妻の怪異 1904
411 11 田中 貢太郎 戦死者の凱旋 773
411 12 田中 貢太郎 仙術修業 2643
411 13 田中 貢太郎 千匹猿の鍔 704
411 14 田中 貢太郎 雑木林の中 4670
411 15 田中 貢太郎 葬式の行列 380
411 16 田中 貢太郎 続黄梁 7264
411 17 田中 貢太郎 促織 5159
411 18 田中 貢太郎 蘇生 5254
411 19 田中 貢太郎 蕎麦餅 4276
411 20 田中 貢太郎 太虚司法伝 8083
合計冊数20   合計文字数80615

 

名作速読朗読文庫vol.412 田中 貢太郎全集8 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

狸と俳人  田中貢太郎

安永《あんえい》年間のことであった。伊勢大廟《いせたいびょう》の内宮領《ないぐうりょう》から外宮領《げくうりょう》に至る裏道に、柿で名のある蓮台寺《れんだいじ》と云う村があるが、其の村に澤田庄造《さわだしょうぞう》という人が住んでいた。 庄造は又の名を永世《ながよ》と云い、号を鹿鳴《ろくめい》と云って和歌をよくし俳句をよくした。殊に俳句の方では其の比《ころ》なかなか有名で、其の道の人びとの間では、一風変ったところのある俳人として知られていた。

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.412 田中 貢太郎全集8 読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
412 1 田中 貢太郎 立山の亡者宿 7314
412 2 田中 貢太郎 狸と同棲する人妻小説 864
412 3 田中 貢太郎 狸と俳人 1961
412 4 田中 貢太郎 断橋奇聞 12658
412 5 田中 貢太郎 竹青 53170
412 6 田中 貢太郎 偸桃 2216
412 7 田中 貢太郎 長者 2685
412 8 田中 貢太郎 提灯 3411
412 9 田中 貢太郎 陳宝祠 6895
412 10 田中 貢太郎 築地の川獺 956
412 11 田中 貢太郎 机の抽斗 482
412 12 田中 貢太郎 鼓の音 2093
412 13 田中 貢太郎 海嘯のあと 1107
412 14 田中 貢太郎 田七郎 6669
412 15 田中 貢太郎 天井裏の妖婆 822
412 16 田中 貢太郎 天井からぶらさがる足 327
412 17 田中 貢太郎 天長節の式場 814
412 18 田中 貢太郎 竇氏 11598
412 19 田中 貢太郎 瞳人語 2087
412 20 田中 貢太郎 通魔 428
合計冊数20   合計文字数118557

 

名作速読朗読文庫vol.413 田中 貢太郎全集9 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

とんだ屋の客  田中貢太郎

これは喜多村緑郎さんの持ち話で、私も本年六月の某夜《あるよ》浜町の支那料理で親しく喜多村さんの口から聞いて、非常に面白いと思ったから、其のうけうりをやってみることにしたが、此の話の舞台は大阪であるから、話中上場の人物は、勢、要処要処で大阪辯をつかわなくてはならないが、私には大阪辯がつかえないから、喜多村さんの話のように精彩のないと云うことをあらかじめ承知していてもらいたい

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.413 田中 貢太郎全集9 読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
413 1 田中 貢太郎 賭博の負債 2497
413 2 田中 貢太郎 とんだ屋の客 2621
413 3 田中 貢太郎 隧道内の怪火 350
413 4 田中 貢太郎 長崎の電話 913
413 5 田中 貢太郎 南北の東海道四谷怪談 17933
413 6 田中 貢太郎 遁げて往く人魂 396
413 7 田中 貢太郎 二通の書翰 1453
413 8 田中 貢太郎 日本天変地異記 13011
413 9 田中 貢太郎 女仙 1471
413 10 田中 貢太郎 庭の怪 2956
413 11 田中 貢太郎 偶人物語 1555
413 12 田中 貢太郎 人蔘の精 3269
413 13 田中 貢太郎 沼田の蚊帳 599
413 14 田中 貢太郎 猫の踊 3133
413 15 田中 貢太郎 蠅供養 4279
413 16 田中 貢太郎 八人みさきの話 10307
413 17 田中 貢太郎 這って来る紐 536
413 18 田中 貢太郎 花の咲く比 3098
413 19 田中 貢太郎 母親に憑る霊 1183
413 20 田中 貢太郎 母の変死 1946
合計冊数20   合計文字数73506

 

名作速読朗読文庫vol.414 田中 貢太郎全集10 読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

人のいない飛行機  田中貢太郎

航空兵少佐の某君が遭遇した実話である。    某飛行場に近い畑の中に、一台の軍用機がふわりふわりと降りて来た。勿論《もちろん》プロペラーの回転を落した空中滑走である。 空は紺青《こんじょう》色に晴れていた。附近で働いていた百姓たちが、  「飛行機だ」     「飛行機が降りた」      と云って、着陸した飛行機にちかづいて見ると何人《だれ》もいない。  「なんだ、人がいねえじゃねえか」

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.414 田中 貢太郎全集10 読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
414 1 田中 貢太郎 飛行機に乗る怪しい紳士 1537
414 2 田中 貢太郎 美女を盗む鬼神 2746
414 3 田中 貢太郎 一握の髪の毛 7698
414 4 田中 貢太郎 人のいない飛行 小説 745
414 5 田中 貢太郎 平山婆 1051
414 6 田中 貢太郎 貧乏神物語 2689
414 7 田中 貢太郎 富貴発跡司志 4403
414 8 田中 貢太郎 藤の瓔珞 4345
414 9 田中 貢太郎 872
414 10 田中 貢太郎 不動像の行方 7178
414 11 田中 貢太郎 風呂供養の話 2425
414 12 田中 貢太郎 文妖伝 5989
414 13 田中 貢太郎 碧玉の環飾 2743
414 14 田中 貢太郎 室の中を歩く石 989
414 15 田中 貢太郎 変災序記 6955
414 16 田中 貢太郎 翩翩 4205
414 17 田中 貢太郎 忘恩 3489
414 18 田中 貢太郎 封三娘 7404
414 19 田中 貢太郎 帽子のない水兵 423
414 20 田中 貢太郎 放生津物語 12385
合計冊数20   合計文字数80271

 

名作速読朗読文庫vol.415 田中 貢太郎全集11読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

北斗と南斗星  田中貢太郎

趙顔《ちょうがん》という少年が南陽の平原で麦の実を割っていると、一人の旅人がとおりかかった。旅人は管輅《かんらく》という未来と過去の判る人であった。その旅人は少年の顔を見て、  「お前さんは、なんという名だ、気の毒なことだ」    と言った。少年は気になるので麦を割ることを止めて訊いた。   「なにが気の毒ですか、私は趙顔というのですが」   「そうかな、お前さんは、二十歳《はたち》を過ぎないで、早世《わかじに》をするよ」

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.415 田中 貢太郎全集11読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
415 1 田中 貢太郎 宝蔵の短刀 4508
415 2 田中 貢太郎 北斗と南斗星 2320
415 3 田中 貢太郎 牡丹灯記 8108
415 4 田中 貢太郎 牡丹灯籠 牡丹灯記 13981
415 5 田中 貢太郎 法華僧の怪異 3709
415 6 田中 貢太郎 堀切橋の怪異 926
415 7 田中 貢太郎 魔王物語 11851
415 8 田中 貢太郎 真紅な帆の帆前船 722
415 9 田中 貢太郎 魔の電柱 370
415 10 田中 貢太郎 港の妖婦 20374
415 11 田中 貢太郎 975
415 12 田中 貢太郎 娘の生霊 617
415 13 田中 貢太郎 村の怪談 6032
415 14 田中 貢太郎 萌黄色の茎 4812
415 15 田中 貢太郎 餅を喫う 4745
415 16 田中 貢太郎 疫病神 601
415 17 田中 貢太郎 火傷した神様 3867
415 18 田中 貢太郎 屋根の上の黒猫 657
415 19 田中 貢太郎 山姑の怪 4254
415 20 田中 貢太郎 山寺の怪 7377
合計冊数20   合計文字数100806

 

名作速読朗読文庫vol.416 田中 貢太郎全集12読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

山の怪  田中貢太郎

土佐長岡郡の奥に本山《もとやま》と云う処がある。今は町制を布《し》いて町と云うことになっているが、昔は本山郷と云って一地方をなしていた。四国三郎の吉野川が村の中を流れて、村落のあるのはそれに沿った僅かばかりの平地で、高峰駿岳が一面に聳えていた。 その本山に吉延と云う谷があって、其処には猪とか鹿とか大きな獣がいるので、山猟師をやっている者で其処へ眼をつけない者はなかったが、しかし、その谷には時どき不思議なことがあるので、気の弱い者は避けて往かなかった。冬の初めであった。

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.416 田中 貢太郎全集12読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
416 1 田中 貢太郎 山の怪 2633
416 2 田中 貢太郎 幽霊の衣裳 1406
416 3 田中 貢太郎 幽霊の自筆 2356
416 4 田中 貢太郎 雪女 2379
416 5 田中 貢太郎 雪の夜の怪 4120
416 6 田中 貢太郎 指環 4742
416 7 田中 貢太郎 妖影 13680
416 8 田中 貢太郎 妖怪記 3140
416 9 田中 貢太郎 妖女の舞踏する踏切 339
416 10 田中 貢太郎 妖蛸 1464
416 11 田中 貢太郎 寄席の没落 1808
416 12 田中 貢太郎 四谷怪談 8068
416 13 田中 貢太郎 頼朝の最後 6767
416 14 田中 貢太郎 雷峯塔物語 23653
416 15 田中 貢太郎 陸判 6892
416 16 田中 貢太郎 掠奪した短刀 1183
416 17 田中 貢太郎 涼亭 ――序 7509
416 18 田中 貢太郎 劉海石 2540
416 19 田中 貢太郎 柳毅伝 4340
416 20 田中 貢太郎 料理番と婢の姿 1643
合計冊数20   合計文字数100662

 

名作速読朗読文庫vol.417 田中 貢太郎全集13読上機能付きProfessional版

田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家である、著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。

本文内容見本

蓮花公主  蒲松齢 田中貢太郎訳

膠州《こうしゅう》の竇旭《とうきょく》は幼な名を暁暉《ぎょうき》といっていた。ある日昼寝をしていると、一人の褐色《かっしょく》の衣を着た男が榻《ねだい》の前に来たが、おずおずしてこっちを見たり後を見たりして、何かいいたいことでもあるようであった。竇《とう》は訊いた。   「何か御用ですか。」      褐衣《かつい》の人はいった。    「殿様から御招待にあがりました。」

代表作品

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名作速読朗読文庫vol.417 田中 貢太郎全集13読上機能付きProfessional版

vol 件数    作家名  タイトル 文字数 文字量
417 1 田中 貢太郎 緑衣人伝 5493
417 2 田中 貢太郎 令狐生冥夢録 5786
417 3 田中 貢太郎 蓮花公主 4713
417 4 田中 貢太郎 蓮香 11089
417 5 田中 貢太郎 連城 5419
417 6 田中 貢太郎 レンズに現われた女の姿 589
417 7 田中 貢太郎 老犬の怪 225
417 8 田中 貢太郎 老狐の怪 879
417 9 田中 貢太郎 轆轤首 5752
417 10 田中 貢太郎 4088
合計冊数 10 合計文字数