細雪 /谷崎潤一郎<あらすじ 要約>

細雪 /谷崎潤一郎

時代は昭和11~16年です。大阪・船場の豪商・蒔岡(まきおか)家の四人姉妹、鶴子・幸子・雪子・妙子の生活と運命の物語です。

貞之助夫妻は、無口で縁遠い雪子をひきとって たびたび見合いをさせるが、みな不調に終わり 年がたって いきます。

その間に、ちょっと不良っぽい 妙子がひき起こす奔放な恋愛事件があります。

世相は日中戦争など厳しいなか、貞之助一家は、音楽会・舞の会・芝居・料理屋・春の花見・夏の蛍狩り・秋の月見と明るく華やかな生活を享受します。 昭和16年、35歳になってもなお若く美しい雪子が、華族出身の御牧(みまき)という男との縁談がまとまり、上京するところで物語は終わります。

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