暗夜行路 /志賀直哉<あらすじ 要約>

暗夜行路 /志賀直哉

主人公・時任謙作は、祖父と母のあやまちによって自分が生まれたことを知り 打ちのめされます。

やがてそれを克服し、直子という女性と幸福な結婚をします。

しかし、彼が旅行中の妻と従兄との過失を知り、それを許そうとしながら許すことができずに苦しみ、鳥取県の大山(だいせん)に向かいます。

そこで一夏を過ごすうちに自然と調和する広い心境に達し、謙作の急病の枕もとに駆けつけた直子を許します。

直子もまた、夫にどこまでも従おうと心に期するのでした。